旅の心得 #1 「象と鯨」あるいは「夢見る若冲」(2010)

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旅の心得 #1 
「象と鯨」あるいは「夢見る若冲」
 
実に何年ぶりのこと、久しぶりにマンガを描いています。
掲載誌は「108」、不定期ながら年に2、3号発刊されるフリーペーパーで、そこに小品を連載しています。
タイトルは「旅の心得」、
最近気になっているモノ、コト、場所に焦点を当てて、
見開き2ページながら、毎回深く追求してみようと試みる旅行記仕立てのエッセイマンガ、、、
という事になっています。

(序文)齢八十にして従者アーナンダらをしたがえ、
自らの永遠の寝処を目指すがごとく最後の旅に向かったシャキャムニ・ブッダ、
「基本的に人生は苦しいことばかり」と生涯説き続けた彼は、目の前に広がる世界を見渡し従者に声をかける。
「ああなんてこの世は美しい。人生は甘美なものだ。」
そして続ける。「さ、アーナンダ、旅に出かけよう」
この話が好きだ。
史上もっとも崇高にして偉大なるこの覚者は、目をキラキラさせてきっと我々にも声をかけてくれる筈だ。
「人生は短い。さあ出かけようぜ」と。
、、、、、とこんな感じでこのエッセイマンガは始まります。

さて、第一回目に取り上げるのは伊藤若冲。
タイトルは「象と鯨」あるいは「夢見る若冲 Jakuchu Dreaming」
2009年秋、滋賀のミホミュージアムで体験してきた「象」と「鯨」を軸に、「若冲ワンダーランド」を旅します。
掲載誌「108」4号は2010年春に発刊されました。