2024-05-18
梨の摘果2024
毎年この時期になると
お隣りさんから
そろそろ摘果しなさいよーと
お声が掛かる。
何度も話しているが
我が家に隣接して
お隣りさんの梨園があり
ご厚意でその内の一番近い
2本の梨の木を貰っている。
梨のお世話は大変で
貰っていると言っても
誘引などの難しい作業のほとんどは
任せっきりなのだけど
この摘果だけはやり方を教えて貰って
毎年やっている(ほぼ1号 @yla_ok が)。
梨の実は鈴なりになるので
全部をそのままにしておくと
大きくならない。
その内の良さそうな子を
ひとつだけ残して
後は全て落とすのだ。
毎回、あー勿体無いと言いながら
チョンチョンと切っている。
でもケチケチして残すと
栄養が分散して
大きな実がならない。
苦渋の決断なのだ。
籠いっぱいに採れた実は
瓜のようにお漬物にしたり
ヤングコーンのように
そのまま食べたりは出来ず
捨てるしか無い。
あー、勿体無い。
梨は一年に一度の収獲。
一年間、手塩にかけて育てても
自然相手にはなす術がない時も多い。
台風、水不足や長雨、日照不足。
それらによる虫や病気などの被害。
何年も隣で見ていると
今年は豊作だーと笑顔で言えるのが
どれだけ難しい事なのかと痛感する。
毎年祈るような気持ちだけど
今年はちょっと厳しいかも知れない。
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