2024-02-10

オラファー・エリアソン展

 

麻布台ヒルズギャラリー開館記念
オラファー・エリアソン展
「相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」

 

良く分からないまま、何やら体験ができるらしいって事で《終わりなき研究》体験付チケットなるものを予約し行って来た。

 

この《終わりなき研究》とは
3つの振り子を用いて幾何学像を生成するハーモノグラフという19世紀の機械を再現した作品だ。

 

3つの振り子の内の2つはペンに
もう1つは用紙を置いた木の台に取り付けられ、それらを動かす角度や回転の力加減によって、紙の上に螺旋状の線を生成し続けるドローイングマシンだ。
と言われてもピンとこないので
早回し動画を見てもらえば分かりやすい。

 

シンプルな作業なのだが、やってみるととても面白い。
紙の上を螺旋状にペンが走る様子を眺めていると、少しずつ想像とは違う動きになってゆく。
最後には思わぬ模様が描き出され、ワクワクするのだ。
練習用と本番の2度体験できるのだが、もちろんひとつとして同じものは生まれない。

 

ペンが止まるまでしばらく掛かるので、その間に担当の若いスタッフが「良いですねー」とか「面白い形になりましたねー」とか声を掛けてくれたり、前の人や後ろの人の作品と比べ、あーだこーだとその場で、ちょっとしたコミュケーションが生まれるのも素敵だ。

 

出来上がった練習用と本番の2枚のドローイングは、記念スタンプを自分で押して持ち帰る事が出来る。

 

その他の作品も素材、光、水、風、ゆらぎなど興味深い作品ばかり。

 

詳しくは、以下、公式ページからの引用をご覧ください。
ま、読んでも実際に見てみないとさっぱり分からないけど。

 

 

アイスランド系デンマーク人であるオラファー・エリアソンは、私たちを取り巻く世界との関わり方に疑問を投げかけ、再考をうながす作品で知られ、近年は気候変動などの社会的課題への積極的な取り組みでも世界的に注目されているアーティストです。エリアソンの作品は、知覚、身体化された体験、エコロジーへの関心を原動力とし、自然現象やその要素である色彩、光、動きを用いて、鑑賞者を新たな知覚体験へ誘います。

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