2021-09-12
as it is
我が家から車で30分ほどにある
山の上の小さな美術館
「museum as it is」。
今秋に閉館との噂を聞き
久しぶりに訪ねてみた。
「as it is 」
「あるがまま」という意味の名の
この小さな美術館のオーナーは
目白で古道具店を営まれていた
坂田和實さんだ。
「最後に」と題された展示は
がらんとした空間に
記憶のカケラのように
数点だけが置かれていた。
雨降りの日曜日
辺鄙な場所であるにも関わらず
訪れる人が途切れることは無い。
一旦閉館とのアナウンスも
あったようだが
どうやらこの後も続けられるとの事。
それを聞いてホッとした。
近くにこのような場所があるのは
大袈裟な言い方かも知れないけれど
救いだ。
しばらくしたら
また訪ねてみよう。
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