2014-12-26
by Yla

年末に花の絵を描く話

今年ももうすぐ終わり。

 

毎年12月に入ると新作の絵を一点描き始める。
出来上がった絵を使って来たる年のイラテック年賀状にするのが、ここ10年来の恒例行事となっている。

 

さて今回は、去年あたりから描いては直しを繰り返して、
いまだ完成に至っていなかった花の絵をちゃんと完成させて、その任に当たらせようと目論んでみた。

始まりはこんな感じ。こんな感じの絵が描きたいとラフを描きなぐった。
ううーん、これじゃなんだか分かりませんね……。

ラフを幾つか起こしているうちに、芍薬を描いてみようという気になっていく。

 

立てばシャクヤクの芍薬。

 

春に牡丹園で撮った写真などを見ながら、下絵をおこしていく。
だんだん花みたいに見えてきたよ。

ラフの絵から本番の線画をおこしていく。
ぱっと見にはラフと変わらないかもしれないけど、本番ですコレ。
その花の真ん中から力強さが溢れてくるような… そんな芍薬の花が描ければ… と。

彩色。
バージョン1。

 

うーん、ちょっと大人しいかなあ。

 

             ……つづく。

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