2010-07-05

さよならイラテック祐天寺&イラテック一宮リフォーム大作戦

勢いやら縁やらでイラテック一宮の購入を決めたのはいいが
(これまでの経緯は前回の「イラテック一宮の誕生」を参照ください)
これから考える事、やる事が山積みだ。

 

まずは本社売却だ

まず、目黒・祐天寺の本社売却だ。
房総のどこかに移住しようと決めた時点で売却は決めていたのだが、
不動産屋さんに正式に売却のお願いを依頼してから
何と5日目にしてイラテック一宮を購入する事になんてなるとは予想もしていなかったのだ。

 

売却を頼んだのは、イラテック祐天寺を建て、
その購入以降も何かとお世話になっていた不動産屋さんの
N住販さんなので信頼関係はバッチリだ。

 

購入当時の担当のUさん、
Y専務(二人とも女性)が今回もまた事に当たってくれる事になった。
もうこうなったら、お二人を信じてお任せするしかない。

 

早速、オープンルームを開催する事になり、お客様をご案内してもらう。
購入した時同様、お二人の女性ならでは細やかな気配りと
ガッツ溢れるお仕事ぶりは、有難くもありとても頼もしかった。

 

オープンルームをしながら、イラテック一宮の本契約の準備、
本契約と怒涛のような日々が過ぎていった。

 

そして、ついにとても感じの良い素敵なご家族に、本社を買って頂く事が決まった。
この間、長いような気もしたが、
気が付くとお願いしてから1ヶ月も経たずして売却が決まったのだった。
素晴らしいスピードで本当にN住販のお二人には感謝だ。
オープンルームでご一緒した時間は、名残惜しいほどとても楽しかった。

  

イラテック祐天寺のルーフバルコニーより

 

 

一宮を何とかしないと

でも、余韻に浸っている時間はない。
さあ、次はイラテック一宮を何とかしないと。

 

まず、何をどうすべきかを考えるに当たり、強力な助っ人に一緒に見てもらう事にした。

 

家族とも言うべき、イラテック組のメンバーは、
Tプロ勤務ツルちゃん(元イラテック&内装経験者)と
カンちゃん&静ちゃんの神田夫妻だ。
渋谷で待ち合わせをし、いざ一宮へ。

 

庭や屋内を一通り見た一同は「すごい、すごい」と言いながらも、
推定築80年(正式には不明)のこの家の老朽化を見て、「うーーーーーん」と唸る。
まず、どこに手を加えるべきかと作戦会議。

 

作戦会議に加わる部長&ちょっとの空き時間でもお掃除をしてくれる静ちゃん

 

築80年とは言え、それなりに丁寧に住まわれており、所々手を加えて補修されてはいるが、
増設を重ねた電気の配線がむき出しになっていたり、エアコンのダクトが土壁をぶち抜いていたり、
危険はもちろん、ビジュアル的にもよろしくない箇所が多々ある。

 

そして、床もプカプカしている所や隙間が空いている所もある。
うーーーーん、どこまで手を入れられるか、、、。
昨今の事情で予算に糸目を付けないという訳にも行かず、悩むところだ。

       

残したい箇所や修復する箇所、取り換える箇所、さてどこをどうするか、、、

 

リフォーム開始

売却が決まった祐天寺も期日までに引き払わなければならず、
コツコツと自分達でリフォームする時間はない。
まして、古い家なので土壁、漆喰などが多用されていて、
素人で簡単に補修できるような家でもないし、そんな事をしては勿体ない。

 

その後、ツルちゃんの知り合いにおおまかな予算等を聞いてもらったりもしたが、
リフォームの作業自体はコストの面から考えても
地元の業者さんにお願いするのが良いだろうと言う事になった。

 

そこで相談したのが、ここを購入した時の不動産屋さんであり、
売主の会長さんがいるT総業だ。
T総業は、公共事業をはじめ、土木建築、舗装、宅地建物取引、建築設計、
緑化業、植樹、造園工事と幅広く事業展開している地元でも有名な会社だ。

 

我らを可愛がってくれている会長(勝手にミッキーと呼んでいるのだが)は、
面倒見も良くて、とってもチャーミングでありながら、
色んな所で地域社会の発展に尽力されている、本当に立派な人なのだ。
この界隈を車で走るとあちこちの土地に会社の看板が掲げられ、
今更ながらその経営力に感心させられてしまう。

そんな会社が、中古の格安一軒家を購入したどこの馬の骨だかわからない
我らの依頼を快く引き受けてくれた。

 

まずは建築部門の責任者であり現場監督Yさん(通称:ヤマちゃん)に
現場を見てもらい、こちらの意向を伝える。
予算が無いくせにやりたい事は譲らない1号とヤマちゃんとの激しい攻防の始まりだ。

 

…と言っても、ヤマちゃんは次々と湧いてくる1号の細かい希望に対しても、
至って冷静でありながら的確で温情溢れる判断を次々と下し、
何とか意に沿うようにと厳しい予算とスケジュールの中、驚くべき仕切りぶりを発揮!

 

その上、会長のご厚意も加わり、
足を向けて寝られないとはこの事だと言うべきT総業ご一同様の面倒見の良さに
1号共々、感謝、感謝の中、リフォームが開始される事になった。

 

しかし、引っ越しまでは約一ヶ月半、到底それまでに終了するわけもなく、
何とかそれまでには寝れる状態にだけはしてもらい、
当面使うモノ以外はガレージに入れて
住みながらのリフォームとなったのだった。

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