2022-09-12
by Yla

あきづき収穫

念入りに蚊よけスプレーを腕と首に擦り込み
おとなりの梨園に入る。

8月が旬の「豊水」はもう採り終わり、
今が旬なのは「あきづき」という品種。
秋に収穫できて、月のようにまんまるの形から
「あきづき」という名がついた。
シャキシャキしていて酸味は少なく甘みが強い。
 
さて、今年のイラテック「あきづき」はというと、
どうやら、いつもより小ぶりのものが多く数も少ない。
摘果を間違ったかなあ、とやや落ち込む。

今年は「豊水」が、カメムシの被害で半分近くやられた。
“今年はカメムシが大発生し、農作物の被害が出ています”と
夕方のニュースでもやっていたくらいだけど、
昔はそんなニュース聞いても、なんとも思わなかったのに、
「え?」とつい反応してしまうのは、
すっかり田舎暮らしが身についた、ということか?
 
話がそれた。
豊水を襲ったカメムシの被害だが
あきづきの方は、なんとか最小の被害で大丈夫そうだ。

ということで、一個残らず全部収穫。
あっという間に樹はボーズになりました。

家にもどり「誰々さんと、誰々さんにに送ろうかな」と
親戚、友人の喜ぶ顔を思い浮かべながら
一つずつ丁寧に梨を磨く。
磨き終わった梨を並べるとこんな感じ。

さて、これで
今年の収穫はおしまい。
新聞にくるんで冷蔵庫にいれておくと
まだしばらくは梨の季節を味わえそうです。
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