部長、骨折す
普段我らが仕事部屋に居る時の部長は、
ほとんど隣の椅子の上で寝ているか、足元で寝ているか、
椅子の背もたれと背中の間に入り込んで寝ているか、、、のいずれかである。
で、今日は足元で寝ていた。
用事に立ってしばらくすると仕事部屋から1号が大きな声で呼んでいる。
何事かと戻ってみると心配そうに部長を抱いている。
どうやらワタシが席を立った後、ワタシの椅子の隣に置いてあった椅子の上にのろうとして失敗したらしい。
「ぎゃん!」という声で1号が見た時には、すでに尻もちをついて前足の1本をプルプルと上げていたようだ。
歩かせてみるともう無残な姿で、素人目にも捻挫ぐらいではすまないかも、、、と予想はできた。
とりあえず、行きつけの都内の病院に向かう前に
新人(ネコ)がお世話になっている近所の病院で診てもらった。
やはり、骨折の疑いありとの事で行きつけの病院へ向かった。
レントゲンで調べてもらうと、前足の先(人間で言うと手の甲)
最初の先生の診立て通りだった。
手術はせず、固定をして安静となった。
ジャンプが得意なトイプードルは椅子にのるなんて朝飯前なのだが、
のろうとした椅子がワイヤーチェアだった為、ワイヤーの間に足が引っ掛かってしまったのか、
いつものようにはいかなかったようだった。
部長も今年で12才。 少しずつ運動神経も落ちてきてるし、年をとっちゃったんだね。
もう、あの椅子は危険だから登れないように気をつけよう、、、。
それにしても、不自由に歩く姿が痛々しくて見ていられない、、、。
この足が、、、
固定されると細さが強調されてい痛々しさ倍増
これが問題の椅子、ハリー・ベルトイアのワイヤーチェア
クッションがないと危ないから登らないのに、
クッションを置いてあったので安心して登ってしまった(泣)