2007-09-18

部長の足が…

2週間程前から様子を見ていたが、やっぱり部長の足の様子が変だ。
夜になるとピョコピョコと足を引きずっているような歩き方をするのだ。
朝になると直っているので、今まで様子を見てきたのだが、
特に土曜の夜はそれがいつもよりひどかった。

翌朝はいつものように直っていたけれど、やはり病院へ連れて行く事にした。
日曜で連休の中日という事も有り、混んでいるかと心配して病院へ電話を入れてみた。

「今日はそうでもないですよ。1時間から1時間半ぐらいで診れると思いますよ。」

そう、これで混んでいないのです。この病院に限っては。

 

いざ、8月に新築して間もない野村獣医科Vセンターへ。
完成予想図?(イラスト)で見てはいたが、予想通りすごいぞ。
エントランスを入るとガラス張りで駐車場に置いてある先生の愛車が見える。
写真では見にくいけれど、手前にはプール?がある。噴水みたいだ。

リハビリ用プールが新設されると聞いていたが、
これがそのプールなのか、飾りなのか見分けがつかない…。

 

紫のドアのエレベーターで2F受付へ。

待合スペースもすっかり広くなり、色んなタイプの椅子が置かれている。
壁際にはベンチシートもあるし、通りに面したテラスにも椅子が置いてある。
そのテラスの目の前には桜並木の桜が目線の高さにあり、
春にはそれは素晴らしい眺めになる事だろう。

数箇所に設置されたモニターにはロゴマークが映し出されている。CDショップか(笑)

こう言った見た目のグレードアップだけでなく、診察室の奥には新たにMRIも導入されていた。

 

綺麗で立派になった病院に心を奪われているワタシを横目に
部長は1号の腕の中で情けない顔をしている。

最近すっかり丈夫になった部長は、病院を予防注射の時に来る痛い事をする場所と
認識しているので、どんなに立派になろうと関係ない。

問診の後、まずはレントゲンを撮ってみる事になった。
奥のレントゲン室で先生が「バンザーイ」のポーズをしている。
部長に言い聞かせているのだろうが、ガラス越しに見えるその姿が何とも微笑ましい。
レントゲンを撮り終わるとすぐに診察台の直ぐ横に備え付けてあるモニターに映し出された。
すごいぞ。

それを見ながら、野村先生と係りの先生の二人で説明をしてくれた。

どうやら去年とは逆の左前足の関節が少しおかしいようだ。
でも、外れているわけでもなく、改善しがたい異常があるわけでもないらしい。
とりあえず、ホッとする。

本社は階段が多いのでその上り下りがいけないようだ。
以前から言われていたが、ゲート等を付けていないので、どうしても阻止できない。
反省だ…。

お薬を出してもらい、しばらくは安静に。

   

本日、早速、階段部分に置くゲートを注文。
部長ももう7才。これからは階段禁止です。

 

野村先生はデジカメ片手にご自慢の「MRI」内部の写真を見せてくれた。

「これ、MRI。関東でここだけ。」と嬉しそうだ。

子供が新しいオモチャを自慢している姿とそう変わらない。
本当に可愛い変人で、愛すべき犬人間である。

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