2021-10-10

尾瀬

初めての尾瀬へ。

 

今回は仲良しの友人夫婦も一緒で
道中も賑やかで楽しい。

まず、盆地にある尾瀬ヶ原へは
広葉樹林の中を紅葉や植物を見ながら
ゆっくりと下って行く。

 

足元はほとんどが木道で整備されていて
とても歩きやすい。

相変わらずの初心者コースなのだが
緩いながらも長い下り坂や階段は
帰り道を想像すると
ちょっと嫌な予感がした。

 

何しろ普段から運動不足で
体力、筋力ともに全く自信がない。
あぁ、こんな事なら
普段からウォーキングとか
していれば良かったなんて思っても
時すでに、、、いやとっくに
遅しなのである。

途中の山小屋でお昼休憩をして
いよいよ尾瀬ヶ原へ。

 

 

林道を抜けると
遂に憧れの尾瀬ヶ原の
広大な湿原が姿を現す。

約一万年前に形成されたと
考えられる湿地帯は
日本百景に選定され
国立公園となっている。

 

水芭蕉で有名な尾瀬だが
湿原が金色に染まる
「草紅葉(くさもみじ)」や
水面に反射する空や景色が
とても美しい。

平日のシーズン終了間際という事もあり
ほとんど人はいない。

 

木道を延々と歩き
山の麓に小さく見える
今夜の宿の山小屋を目指す。

到着後はとりあえずビールで乾杯。
その美味しい事と言ったら、、、。

 

 

早朝の尾瀬ヶ原は霧に包まれていた。

携帯の電波も届きにくく
現世の喧騒から隔絶された世界は
まるで夢の中にいるようだった。

帰り道は思った通り
終盤の登り坂に苦しめられ
何度も何度も休憩しながら
やっとの思いでバス停に辿り着いた。

 

天候にも恵まれ
夢のような二日間だっだが
全身筋肉痛になったのは
言うまでも無い。

 

それでもまた
水芭蕉の美しい季節に
再訪したいと思いましたとさ。

 

   

尾瀬の名残り

 

尾瀬限定の水芭蕉ラベルの地ビール。
山の中で拾った熊よけのカウベル。
産直で買った旬のりんご「やたか」。
他にも色々買ったけど
とっくに食べちゃった。

 

尾瀬国立公園

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