今週末からリーガが始まる
いよいよ、今週末からリーガが始まる。
毎年の事とは言え、今夏の移籍マーケットは近年稀に見る派手さだった。
レアルマドリーは銀河系の生みの親と言われる フロンティーノ・ペレス会長が再任するや
ホルヘ・バルダーノが副会長、ジダンが会長アドバイザーに、 マヌエル・ペリェグリーニが新監督として任命された。
そして、莫大な金額を投じての選手獲得が始まった。
IN
アルビオル (<バレンシア)
アルベロア (<リバプール)
グラネロ (<ヘタフェ レンタル先から復帰)
ネグレド (<アルメリア レンタル先から復帰)
ガライ (<ラシン レンタル先から復帰)
カカ (<ミラン)
クリスチアーノ・ロナウド (<マンU)
ベンゼマ (<リヨン)
シャビ・アロンソ (<リバプール)
OUT
カンナバーロ
エインセ
スナイデル (泣)
サビオラ (泣)
サルガド (アニキ、長い間ご苦労さんでした)
ロッベン (泣)
…などなど
カカとロナウドだけで200億円。
この途方もない金額にフットボールはすっかり ビジネスになってしまった、、とかなんとかいう人もいるが、
強いクラブにお金が集まるのは仕方のない事なのだ。
ま、正直びっくりしたが、ペレス会長ならこのぐらいの事はやるわな。
あまりに仁義を欠く、節操のない移籍には賛成できないが、
素晴らしい選手が素晴らしい環境で素晴らしいプレーをするのは素晴らしい事なのだ!
特にロナウドは新天地で新たなチャレンジをした方が良い時期だったのは間違いない。
結果、彼を買う事が出来て、本人も希望するチームがマドリーだったという事だ。
マドリーの今季の命題はリーガ優勝だけでなく、チャンピオンズリーグも勝たなければならない。
来年の春に行われるチャンピオンズリーグの決勝は、マドリーのホーム「サンティアゴ・ベルナベウ」で行われるからだ。
ここ5年、ベスト16で姿を消しているマドリーだが、ホームでの決勝をピッチで迎えなければならないのだ。
昨季、バルサに3冠を持って行かれたまま、黙っているわけにはいかないのだ。
その為に、大金を使い、他のチームならスタメン間違いなしの選手たちをベンチに座らせるのだ。
それでも、バルサのように3冠でも獲れれば問題無いのだが、考えたくはないが何も手にする事ができなければ…。
対するバルサはエトーとのトレードでイブラヒモビッチを獲得! 当然ながら、連覇を狙っている。
この2強に富と戦力が偏りすぎていてつまらないという人もいるが、
そうでなければ納得できない人達が多くいるのも、また現実なのだ。
首脳陣の権力抗争や財政難などピッチ外の問題山積みのバレンシアは
現時点でも主力選手を大量放出しているが、移籍期限終了ギリギリまでどうなるかわからない。
残っているビジャ、シルバ、マタが残るか残らないかで、今季の見通しは大きく変わってしまう。
中村俊輔もエスパニョールに移籍し、念願だったリーガにやって来た。
プレシーズン中に主将が亡くなるというショックを乗り越え、頑張ってほしいものだ。
プレミアで驚いたのは、C・ロナウドとテベスを手放したマンUにオーウェンが加入。
うーーーーん。そうかー? ともあれ、頑張れー!
それにしても、マンC、アラブマネー炸裂しとります。
個人的に、スペインだけでなく、ヨーロッパリーグ全体が新たな周期(時代?)に入ったような感じがする。
また、不規則な日々が始まる…。