お隣さん

我社のご近所さんは梨農園が多い。
前を通る道には「梨街道」と名前が付いているくらいだ。

 

お隣りさんもこの辺では大きい梨農園さんで、
そこのお母さんはいつもニコニコしていて、とっても可愛らしい。
引っ越して早々には、「不慣れな土地で寂しい思いをしてるんじゃないか…」と心配してくれて、
手作りのお料理を差し入れてくれたり、色々と教えてもらったり、何かと気に掛けて頂いた。

 

実際、ちょっと寂しい気持ちの時にこの温かい心遣いは本当に嬉しく、心強かった。
その後も、「畑で採れたから…」と言っては新鮮なお野菜を届けてくれたり、
「お友達と一杯やるから…」と誘ってくれたり、とても可愛がってくれている。
それでいてさっぱりとしていて、とっても気持ちの良い方なのだ。
ほとんどお返しが出来ず恐縮してしまうが、何だか一宮のお母さんみたいでワタシはすっかり甘えている。

 

 

夏になり、お母さん達が精魂込めて作った梨の収穫が始まった。
すでにちゃっかり頂いて食べたのだけど、ちょっとびっくりの美味しさだ。
さすが、献上梨となったこともある一宮町の梨だ。
何だか地元に名産があるって嬉しいな。
我社は1号もワタシも部長までも梨が大好き。
沢山頂いたので毎日この美味しい梨を食べている。
うーーん、贅沢だ。

 

これから色々な種類の梨の収穫は秋まで続くらしい。
どうか、一生懸命作った梨が台風被害などには遭わず、無事収穫できますように…

　

今まで頂いた物のほんの一部　お母さん、ありがとう