2010-08-05
Adiós y Gracias, mi ídolo.
「グティ」ことホセ・マリア・グティエレス・エルナンデスは 2010年7月25日(日)、
9才から33才までの24年間もの年月を過ごしたレアル・マドリードを退団すると発表した。
偉大な選手達が移籍してくる度、また監督が替わる度に出場機会が減ったり、
ポジションが変わったりしたが、入れ替わりが激しく、
世界でもトップレベルのこのトップチームで15年間も活躍できたのは
様々なポジションをこなす高い能力、技術力があったからに他ならない。
第2キャプテンでありながら、気性が激しく、決して模範的な選手ではなかった。
いつまでたっても、やんちゃなキレやすい少年のままだったグティは
試合中にカードをもらったり、退場になったり、
ピッチ外でも歯に衣着せない発言が問題になったり、、、、と
「あーーっ!!またやっちゃったよ、、、」と頭を抱えた事は何度もあったが、
ワタシはそれをも含めて、そんな熱いグティが大好きだった。
サラサラの金髪の美しい風貌や優雅なプレースタイルがベルント・シュスターに似ていたことから、
小さい頃「リトル・シュスター」というあだ名があったグティは、
そのシュスター率いるトルコ「ベシクタシュ」への移籍を決めた。
トルコリーグの試合は日本では中々見る機会がないのがとても寂しいけれど、
彼の残されたフットボール人生が素晴らしいものになるよう心から祈っている。
彼の天才的なスルーパスをマドリディスタ達は決して忘れる事はないだろう。
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